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【レース準備編】
2014年のironman japan以降、2シーズンは70.3に出場しており、3年ぶりのironmanへのチャレンジであった。ミドルと違い、ロングは誤魔化しがきかない。きちんと積み上げないと痛い目を見ることはこれまでの経験でよくわかっていた。

自分は絶対的な武器がなく、いわば「器用貧乏」の選手。スイム、バイク、ランとも中途半端な能力しか持っていない。実際、NASでの朝スイムでも、所属チームのバイク・ラン練習でも、先頭を引っ張れるほどの泳力・走力はなく、ベタ付きだったり、ちぎれたり、潰れたりすることが多い。時間が限られている中、どのようにトレーニングを積み上げていくのが良いか考え、新たに(改めて)やったことを以下に挙げる。

・完全OFF日を可能な限り作らないようにする。
・筋トレを行う。
・パワーメーターを再導入。
・Training Peaksを活用した、トレーニングの積み上げ。

体重は半年前と比較して約5kg軽くなり、58-59kgで安定した。FTPの微増と体重減により、パワーウエイトレシオが上がり、バイクはそれなりに走れるようになった。同様に、ランも少し走れるようになった。

筋トレについては、数年にわたってコンディショニングをしてもらっている、谷本トレーナーから教わったコアトレを真面目にやった。加えて、ジムで週1回、スクワット、ランジ、ラットプルダウン、といった大きな筋肉を動員するトレーニングをやり、刺激をいれた。ジムでのトレーニングはシーズン途中から始めたので、筋力維持にとどめたが、次シーズンは筋力アップから取り組みたい。

【スイム】
ウェットを着る前にジョグを行い、動的ストレッチを行い、ウォーミングアップをきちんと行い、準備をした。また、スタート直前に、LINE電話で奥さんと話した。このときに奥さんからかけられた、「モンらしく、丁寧な動きを心がけて」というアドバイスは、この後3種目を通じて自分の泳ぎ・走りを保つアドバイスとなった。

笛の合図とともに、ゆっくり走り、ゆっくり飛び込み、ゆっくり泳ぎ始めた。呼吸・心拍が落ち着くまではウォームアップだと言いきかせて、丁寧な泳ぎを心がけた。前の方でスタートしたが、自分をパスしていく選手はあまりいなく、終始開けたスイムコースを泳ぐことができた。霧の影響で視界が良いとは言えないが、プールのようにコースロープが張られ、きっちり100m間隔で設置されたブイのおかげで、コースから外れることはなかった。
※大きく「コの字」で泳ぐコースで、1辺だけコースロープをまたいで、対抗して泳ぐ区間があり、ここだけは水がよく動いていて、泳ぎにくかった。

前日の試泳で2000mほど泳ぎ、100mあたり95秒程度のペースだったので、おそらく今回のスイムは1時間ちょっとだろうと予想していた。想定どおりのタイムでフィニッシュした。(※1時間を切ってやる!と躍起になって、ガックリするよりずっと良い)。
タイム:1時間2分10秒 M40-44 2位通過


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霧が酷い中、スイムアップ


【T1】
スイム上陸してすぐにウェットを全部ぬぐ。「ウェットは上陸後に全部脱いで走った方が絶対速い」という、チームメイトの星さんのT1のやり方だ。バッグをラックから取り、足裏をタオルで拭いて靴下・シューズを素早く履き、サングラス・ヘルメットをつけて、可能な限り素早くトランジションを終えた。
タイム:3分53秒 M40-44 1位通過

【バイク】
バイクコースに出ると同時にペダリングモニターのスイッチをオン。湖畔を少しだけ走り、すぐバイパスにあがって、宿泊してるホテル方面に向かう。バイパスを降りて、ヒルクライム開始。といってもだらだらと数キロ登るだけ。前日までに数回登ってるので、勝手もよくわかった。パワーメーターのワットを見て、踏みすぎないように丁寧に登って行く。頂上前の折り返しで、自分がそこそこいい位置でいるのがわかった。
頂上からの下りは、かなりスピードが出るので、慎重にダウンヒル。ここから、スイムコースの湖畔に戻り、市街地を少しだけ走る。霧で視界が悪い中、路面に注意し、FTP75%付近を維持する。


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バイクコース上、自分がどこを走っているかよくわからないが、おそらく3周回のループに入ってきた。ループに入って間もなく、すごいスピードで同エイジの選手に抜かれた。(※スピード差がありすぎたので、ついていけなかったが、結局彼はエイジ1位でフィニッシュしてた。)ループ部分は1か所のヒルクライムと、細かいアップダウンがずっと続く。1か所のヒルクライムは距離も勾配も大したことないが、3回のぼるとそれなりに堪える。コース紹介では「フラット」というが、人によっては「フラット」とはいえないだろう。自分自身そうおもった。

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3周目のヒルクライム

ループの2周目、サムさんが「がんばって!」と声をかけつつパスしていった。「速い~~~!」と声をかけたが、そのサムさんにベタ付きする選手が。ゼッケンをみたら、自分と同エイジ。さすがにこれは無いよな、と思い、その先の折り返しでサムさんに「後ろについてる!」と伝えた。どうやらその後、サムさんはその選手を叱りつけたようだ。

ループの2周目から、左脚大腿部外側が張ってきて、いうことをきかなくなってきた。腸脛靭帯が痛い。特にダンシングが痛い。困った。一方、右脚はまったく問題なく、元気いっぱい。右脚で意識的に踏むことでスピードを保ち、左脚を乗りながら手で解した。(※自分の得意種目は板キックとマッサージ)。

ループの3周目。仲間のマルちゃんがすこしずつ詰めてきて、最後の折り返しで自分をパスした。パスされたが、ちぎられるほどのスピード差を感じなかったので、この後は、マルちゃんとバイクフィニッシュまで一緒に走らせてもらった。今シーズン絶好調のマルちゃん、ディスクでゴリゴリいく。

ループが終わり、ラストはバイパスでT2に向かうが、このバイパス部分がきつかった。気温があがり、日差しを遮るものはなく、かなり厳しい。「コナはこんな状態がずーーーっと続くんだよな。。。」とアタマに浮かんでしまった。微妙なアップダウンもあって、最後は少し疲れが出てしまったが、バイクタイム・スプリットタイムは文句なしの自己ベストでフィニッシュした。
タイム:5時間25分5秒 M40-44 4位通過

【T2】
バイクを降りて、右のハムが少し痙攣したが、なんとかバイクを押していき、トランジションエリアにある同エイジのバイク台数を数えた。2台あった。おそらく自分はエイジ3番手だ。ランバッグをラックから取るのに少し手間取ったが、急いでシューズを履き替え、キャップをかぶり、ポーチとゼッケンベルトをつけてテントを出た。が、、、ランコース出るときに脚がもつれて転んでしまった。アタマと尻を少し打ってしまい、左ひざに擦過傷を負ってしまったが、すぐ起き上がって走り出した。
タイム:5分3秒 M40-44 3位通過

【ラン】
序盤は湖畔を走る。ガーミンのペース表示によると、キロ4分50秒前後。ほぼトレーニングのときと同じペース。序盤はアップだと思い、軽い走りを心がける。湖の橋を渡った先にあるエイドでトイレストップ。その後はバイパスの下をくぐって、ループ部分に向かうが、ここで同エイジに抜かれる。明らかに自分よりランが速く、まったくついていけない。これで4番手に転落。いきなり厳しいレースになった。(彼は結局エイジ2位でフィニッシュ)。

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湖の橋を渡る

微妙に晴れ間が差してくるので、暑さを感じたが、徐々に曇ってきて走りやすくなってきた。今大会のランコースのメインは片道5-6kmを3往復。エイドは2㎞おきにきちんとあり、内容も充実していた。折り返しで同エイジを数えた。約15分差で1位、その後、しばらくして自分をパスした2位の選手、その後、自分の数分前に3位の選手がいることを確認した。なんとか3位の選手を捕まえたい。

1往復が完了して、3位の選手との差がかなり詰まってきた。背中が大きくなってきた。23kmのエイドで射程圏内。ついにとらえたが、向こうと目が合ってしまい、競い合いの始まり。エイドを出て差をつけようと思われたが並ばれた。そして、向こうは脚を残していた。要するにこっちは待ち構えられてた。ペースをあげられ、自分はついていけず、崩れてしまった。
※思い返せば焦っていた。23kmのエイドで歩いているのを見て、少しペースをあげたし、1往復目で捕まえようとしてペースが高めだった。

崩れてしまい、一時はキロ6-7分になってしまった。気持ちが少し弱ってしまったが、もう一度丁寧な動きを思い出し、補給のジェルを取り、前を見ることを心がけたら、キロ5分ちょっとまで回復できた。特にポカリとコーラが効いた。

2往復を終えて、3番手までの見た目の差は数分。3往復目、なんとか届いてくれと思いながら必死に走った。が、結局追いつくことはできなかった。完全に力負けだった。

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【フィニッシュ後】
3番手の選手に話しかけに行った。お互い片言の英語だが、おめでとうと伝えた。そうしたら、他の韓国の選手が「君、4位だよね??ひょっとしたら、4つあるかもよ??」と言ってくれたが、この時点でかなり絶望的なのはよくわかっていた。一番人数が多い45-49には4枠で、自分の40-44には3枠だろうと予想していたから。

荷物、フィニッシャーTシャツなどをピックアップし、バイクでホテルで帰ったが、みるみる気持ち悪くなってきた。吐き気が酷く、食欲もなく。力もでない。その日の夜は、明日のスロットミーティングが気になってしまったが、レースでの消耗が上回って、よく眠れた。

【スロットミーティング・アワード・アフター】
翌日、タクシーで会場にいった。枠を確認したらやはり3枠だった。1枠でもロールダウンがあれば自分に回ってくるが、残念ながら3位までの選手が全員手を挙げたので自分には回ってこなかった。悔しいことこの上なかったが、仕方がない。

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3枠。ノーロールダウン。

アワードの食事は大したことないが、ビールを買ってきて楽しんだ。その夜は同宿の日本人選手団で焼き肉パーティ。激ウマのサムギョプサル、ピリ辛焼き肉を楽しんだ。その後はホテルでマルちゃん、竹中さん、うえのさんと部屋飲み。いつも思うが、レース後の部屋飲みはこの上なく楽しい。レースまでの準備、トレーニング、レースでのこと、仕事、家庭のこと。たくさん話した。

帰りのバスの中、飛行機の中で、手帳にいろいろ書き出して、次はどのようにトレーニングを積み上げるか色々考えていた。こういう時間は何気に好きだ。

自宅に到着後、奥さんとミーティング。レースでのことを思い出しながら色々話した。ランはもったいなかったけど、限られた時間の中、工夫を重ねてパフォーマンスを高めたことは褒めてくれた。何より、無事に完走して帰ってきたことに。奥さん、息子には感謝しかない。

次のレースはどこにしようか。どこに出るにしても、またアタマを使って、工夫を重ねて、トレーニングを積み上げてチャレンジしたい。

モンです。IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIPのレース報告をさせていただきます。

レースまでの練習の実施状況は、昨年の台湾より気持ち多め。感触はスイム○、バイク△、ラン△。バイクは試行錯誤を繰り返して、なんとか乗れるレベルになったが、ランは左足に故障を抱えていて、歩くだけで痛みが出るレベルだった。

約9か月間、NZのYokoさんのオンラインコーチングを受け、直前のアドバイスは「周りの勢いに流さずに楽しむ」。レース当日、何回もアタマにこのアドバイスを浮かべて走りました。


【スタート前】
眠りがかなり浅く、眠れた気がしない。前日までサーフィン向きの海模様だったが、キセキのベタ凪。キレイな朝焼けの下、タイヤに空気を入れ、ボトルを差し、準備した。

(ムールーラバの美しい朝焼け)
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プロのスタートから自分のスタートまで1時間近くあったので、いったん自室に戻ってリラックス。約30分前に自室を出発し、ビーチの待機エリアでウェットスーツを着た。

今年の5月にウェットスーツを新調し、締め付けによる苦しさ・恐怖感という課題はクリアしていた。両親、妻、息子に見送られながら、スタートラインへ泳いでいった。


【スイム】
ラインの一番右(アウト)側からスタート。アウト側はそれほど混雑していなかったが、スタートしてすぐに左目にエルボーを喰らってしまい、ゴーグルがずれそうになった。落ち着いたところでつけなおしたが、つけなおしまで左目の視野がおかしかった。

スイムの感触は良い方だったが、折り返しまでも、折り返してからも長く感じた。レース後にガーミンで確認したところ、少し蛇行してたのでもったいなかった。最後のブイからフィニッシュまでも蛇行してしまい、タイムは台湾と同じ31分。疲労感はなかったけど、イマイチ!と思った。

(スイムフィニッシュ)
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【T1】
今回のトランジションエリアも長かった。けど、良かったことが一つ。ここのトランジションは応援席と非常に近く、応援にきていた両親、妻の近くで準備ができたことだ。いつも通り、足をふいて靴下(Zoot最高!)、シューズ(S-Works Road最高!)、ゼッケンベルト(Zoot最高!)、サングラス(Oakley Rader最高!)、ヘルメット(S-Works Evade最高!)を身に着け、バイクスタートをした。


【バイク】
序盤はムールーラバを抜け、フラットなハイウェイ区間を往復で約40㎞走る。風もなく、交通規制がされていて、非常に走りやすい。常に37km/h~40km/hが出ている感じだった。

(ハイウェイ区間を気持ちよく走る)
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ターゲットケイデンスはいつもどおり90前後。心拍数は140前後にした。この強度はIRONMANやロングライドをするときと同じくらいで、70.3を走る際には低めの強度だが、潰れるのは御免まっぴらだと考え、抑え目に走った。

さすがチャンピオンシップ。みんなバイクが速い。ただ、想像以上の速さではなかった。一方でドラフティング気味な人が多いことも確かだった。なんだかな~と思ったが、ドラフターに対してアタマを熱くすることなく、マイペースを貫いた。まあ、要するにチギられたわけだが。

フラット区間が終わった後は、ムールーラバの西のアップダウン区間に突入。約10㎞を2周回するのだが、1周目にかなり勾配が厳しい坂を登る。構えて登り始めたがが、痛恨のミス。ギアがアウターのままだった。あわててバイクを降りて、インナーにいれて再スタートしたが、再スタートに難儀して立ちごけしそうになるほど勾配がキツかった。

結局、このアップダウン区間でタイムをロスしてしまい、目標にしていたタイムよりだいぶ遅れてしまった。珍しく腰も痛くなってしまったが、全体を通して抑えて走ったので脚は元気。補給食もいつもどおり、15㎞ごとにパワージェルを合計6個、しっかりとれたので元気いっぱいでT2へ帰ってきた。


【T2】
キャップ(Zoot最高!)、シューズ(New Balance最高!)、補給食2個(Power Gel最高!)を身に着けて、ゆっくりスタート。


【ラン】
スタート直後にいきなり大きな坂。といっても沿道の応援が凄いので、短く感じる。その後はずっとフラット。ビーチ沿い、公園、ショッピングモールまで行って戻ってくる。片道5㎞なので、長く感じることはない。気温はそんなに高くないけど、日差しは強い。キロ4分30秒を超えないように心掛け、エイドでウォークブレイクを入れ、補給食は忘れずに2個きっちりとって走り続けた。タイムは1時間40分もかかっちゃったけど、元気に走り切った。

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【フィニッシュ】
今までで一番立派なメダルをゲットした。いいデザインのキャップとTシャツとタオルも。タイムはいつも通り大したことなかったけど、フィニッシュできたことが嬉しい、そう思えるレースだった。

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【番外編】
今回、家族との時間を最優先にして、レース前のカーボパーティもアワードパーティもカットしてレース以外は家族とのんびり過ごしました。水族館、スーパーが近くにあり、スタート、フィニッシュ、トランジション、説明会もすべて徒歩圏内だったため、とっても楽で快適でした。レース後はヌーサまで脚を伸ばして、公園でコアラ探しをしたりと、とっても楽しい遠征でした。初めてのオーストラリアは想像以上に良く、大変気に入りました。またレースのために訪れたい国でした。

(レース前は水族館で楽しいひととき。ちなみに2枚目は合成写真 笑)
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Team TRION

Author:Team TRION
チームトライオンはエイジグループの頂点に挑戦し続けるトライアスリートのチームです!

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