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よねだです。

嘗てIRONMAN NZ 2008&2010に出場したものの、記憶にあるのはバトルでボコボコにされた悪夢だけ。。
そう、IRONMANは生半可な練習ではまともに戦えないのだ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
大会エントリー開始から約半年、-8℃の極寒を乗り越え、40℃を越える猛暑を乗り越え・・・
完璧な状態で洞爺湖に乗り込んだ・・・つもりだった。

よねだの切ないレースをざっくりご堪能ください。

【SWIM】1時間1分15秒 (82位/age 6位)
第1ウェーブでスタート。外国勢が前方にいない謎。周りの泳力を確認しつつ、1列目からスタート。100mくらい頑張った後にゆるゆると落としたら、ごっそり抜かれた。第1ブイ手前で同じくらいの泳力の選手を発見し、あとは淡々と。
上陸して1時間1分くらい。過去2大会では1時間30分くらいなので、大きな進歩だ。

【T1】4分4秒
T1袋を持って更衣室に入るとシライオンさんのおケツが見えた。メットをかぶってシューズを履いて。さあバイクスタート!その瞬間、マーシャルに止められた。

bike-yoneda (213x320)
T1、まだ元気。photo by Kozo Kino氏

マーシャル:ゼッケンは?
ヨネダ:(゚Ω゚;)ハッ!! 

レース前に預けた袋の中だ。その瞬間、「失格」の2文字が頭をよぎった。ヘルメットを外して天を仰ぐ。終わった・・・と諦めたときだった。
「ゼッケンはいいから。行け!頑張れっ!」振り向くと白戸さんがGOサインを与えてくれた。神は存在した。

【BIKE】5時間51分22秒 (87位/age 5位)
雄大な景色の中を爆走できる喜びを胸に、はじめから踏みまくった。いきなり慣れぬことをしたため、最初の緩い曲がり角で補給食をぶちまけてしまった。
降車して、かき集めて再スタート。スイムのアドバンテージが無駄になってしまった。おまけにサイクルコンピュータが作動せず。頼るものは風をきる感覚のみ。
40km地点、シライオンさんを発見。ピンク色のヘルメットが痛々しい、いや、エロい。一度抜いたが、180km走りきれるペースに修正した。抜かれるときに「をい、よねだ!たらたら走ってんじゃねー!」なんて激励もらったけど、バイクまでは勝てんのです(笑)。
135kmほど、大きな下り坂の途中でAir Attackのシールドが風圧で吹っ飛んだ∑(!? ̄Д ̄)゚Д゚)・д・) エェーッ!!
振り向くと坂の上のシールドは100mも先に見えた。自転車を路肩に放置して走り出すと、今度はエアーサロンパスが坂を下っていくではないか!!!
一先ずシールドを回収、バイクまで戻り、200m下までバイクで移動してエアーサロンパスも拾うことができた。
さあ追おう、そう思ったときだった。

カシャン…

足元のチェーンが黒電話のコードのように巻いている。
どうにでもなれ、と力任せにチェーンを引っ張ったら、変な音とともに回復した。
もうHawaiiどころか表彰台にも絡めないかもしれない。リタイアしようよ?悪魔が囁く。雨、補給ミス、メカトラ・・・言い訳はどれだけでもできる。
でもこれもレースの醍醐味、と割り切って再スタート。バイク降車ライン手前でヤマゲンさん含む同カテ2人を捕らえた。

【T2】2分11秒
先に更衣室に入ったヤマゲンさんより先に走り出すことに徹した。
雨天、弱風。サングラスもサンバイザーも着用せず、その場にいた4人ほどを置き去りにできた。

【RUN】3時間28分45秒 (47位/age 3位)
ゼッケンをつけていないためペナルティ(約4分)を受けた以外、特筆すべき内容もなく。
淡々と、でも諦めず最後まで走れた。
あまり長い距離を走りこんでいなかったが、42kmくらいなら走りきれることがわかった。

run-yoneda.jpg
ゴール手前。photo by 親父

【総括】
Sub10という目標に全く達しなかったが、これだけ失敗しても諦めなかったことが唯一の収穫だった。応援してくれる仲間がいて、練習を指導してくれる方がいて、全力で勝負してくれるライバルがいるから。
来年はM30-34カテに突入する。もっと強くなって、2014年のHawaiiに出場したいと思った。

~おまけ~
award-yoneda.jpg
かおるさん&りょーちんさんにアピール。Photo by シライオンさん
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【おめでとうございます!】
アイアンマンジャパン北海道、完走率80%を切る厳しいレースでしたね。 

おめでとうございます!

私も右手首靭帯損傷したままでしたが、激痛と風と戦いながら、左腕だけで何とか完走しました。 

24年前、生まれて初めて出たフルトライアスロンで脱水症状に陥り、リタイアしようとした時に義足の消防士さんに助けてもらって言われた「必ずゴールに帰ると自分と約束したら、何があっても帰れ。これから先、誰かとの約束を破ることはあるかもしれないけど、自分との約束は必ず守れ。」が蘇りました。 
今、言えることは 
「諦めるためにスタートしたんじゃない。言い訳するために生きてるんじゃない。」 
ということです。 

http://s.ameblo.jp/uassu/entry-11605911792.html
【】
>uassuさん

返事が遅くなりごめんなさい。

右手首靭帯損傷での完走、凄すぎです。
今後のご活躍を期待してます!!
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Author:Team TRION
チームトライオンはエイジグループの頂点に挑戦し続けるトライアスリートのチームです!

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