*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  

2012 Westin Lake LasVegs Resort & Spa
悔しいけど、忘れたいけど書かざるを得ず、DNFで終わった今回の挑戦。
TRIONからはヤマゲンと私が参戦しました。

ここネバダ州ヘンダーソン市は最高気温は40℃に迫り、広大な砂漠地帯のごつごつした岩が体感気温をさらに暑くする。

去年の本厄を順調に成長期につなげ、今シーズンは更なる飛躍を、と誓ったものの、度重なる不運や謎の体調不良に侵され、心身ともにリズムの悪い中で迎えた70.3世界選手権。

スイムは人口湖。渡良瀬並みに、いや、あそこを凌ぐ水質の悪さ。
http://www.youtube.com/watch?v=mVzhc8ts4-M&feature=related
スタートは小刻みなウェーブ順。6:30最初のプロのスタートから1時間15分もすれば、日も昇り気温もぐんぐん上昇。

「ぷぉ~ん!」

同カテの選手は約200名だが、ウェーブをさらに2つに分けている。
早い早い、バトルが少なく感じるのは単に置いていかれているだけ。焦らない、焦らない。
前の選手のキックの泡で濁水を飲む。アップなしの睡眠不足で心拍が急激に上がる。軽いパニック状態。
気持ちを落ち着かせるように何度も頭の中で反芻する。1/3くらい泳いでやっと正常な心拍になった感じ。
もうその頃には同じ色のスイムキャップのメイン集団は遥か前方に・・。

折り返して約3/4くらいまで泳いで来て、今度は後続ウェーブのトップ選手が迫る。
その頃には気持ちも大分落ち着いて、力をセーブ出来ていたので、余裕をもって見守る。
「そんな飛びぬけて速いわけではないな、ちょっと後ろを追いかけてみようか、いやいやダメだ、
こんなところで体力消耗しては、、」

終盤少し腕が張ってさすがに疲労した感があったが、気持ちの余裕を持ってスイムアップ。
35'48 遅っ・・・

T1を無事消化し、バイク序盤は約4K続くなだらかな上り坂。
逸る気持ちを抑え、ペースも抑え気味で上る。周りは女性エイジばかり。しかもスイムで抜かれた後ろのウェーブか??どうりで・・。数少ない同カテエイジの選手も含め、序盤は抜きまくる。
砂漠地帯に入り、アップダウンの連続。上りは普通だが下りが踏めない。腹に力がみなぎらない・・。
こんなところで抜きつ抜かれつなどしていられないぞ。

暑くは感じないが、どうも調子が上がらない。
我慢して身体が回復するのを待とう。
軽い吐き気に襲われる、胃腸がむずがゆい。濁水を飲んだ影響?疲労感とは違うぞ。。
回復するどころか、益々ダルさが増幅される。お腹を丸めるDHポジションが辛い。脚に全く力が入らない。
上りは何とか誤魔化せたが、平地下りは全く踏み込めない。まだ序盤30K。ここら辺りから抜かれ始める。

戦う闘志が萎え、完走目的に切り替えるが、それも不安に。
もう速度計を見るのが恐い。抜かれる頻度が多くなる。暑さを感じ始め、吐き気が強くなり、眩暈がする。

ゼッケンには「ATSUSHI」の名前と日の丸。後方ウェーブから数人の日本人選手。
日の丸を見て、顔を覗き込んでくる。「一緒に世界と戦っているんだ」という意識の共有。
でもすでに僕はこの状況に耐えているだけで、完全に自分との戦い。

折り返してしばらくして、ヤマゲンのTRIONジャージが。世界の舞台でも栄えているぞ~
「ヤマゲン頑張れ!」
声掛けたけど残念ながら聞こえなったみたい。気付くの遅く、僕はTRIONジャージ着てなかったし、腹に力が入らないのでは声も小さい。

もうすでに、意識が朦朧とし始める。上りでも蛇行する。「やばいな~」「ぉうぇ・・・」
頭痛も感じる。視界がチラチラしてきた。

約70Kエイド。気持ちの中で90%DNFを覚悟して、止まって給水&浴水。
自分のバイクに顔を埋めて呼吸が整うのを待つが、すでに過呼吸気味・・。そんな状態の選手がもう2人いた。
テントの日陰に行って。休む。次々と選手が通過する。エイドのボランティアも皆一所懸命働きながら、僕の
心配もしてくれる。制限時間まではたっぷりあるが、体力が、体調が回復するのを待ってゴールを目指すか。

30分自問自答・・。今までのレースで救急搬送や救護室で点滴状態を味わうこと数度。
瞬間的に死を覚悟したことも。

自分の名誉よりも人に迷惑を掛けないことを選択し、ここで無念のDNF。
観念した途端に涙が出ました。練習積んだことが全く発揮できなかった悔しさ。

セバスチャンキーリー。こんな風にかっ飛んでみたかった!
http://www.youtube.com/watch?v=Rimk6m1eaFk&feature=related

ATSUSHI
スポンサーサイト


この記事へコメントする















Team TRION

Author:Team TRION
チームトライオンはエイジグループの頂点に挑戦し続けるトライアスリートのチームです!

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -